キューティクルの役割 – ヘナ配合白髪染めヘアカラー専門店 マリノショップ

キューティクルとは

髪は外側から、毛小皮(キューティクル)・毛皮質(コルテックス)・毛髄(メデュラ)で構成されています。

キューティクルは、一番外側に存在します。

厚さは0.005ミリメートル。1枚ではありません。約6~10枚ほどが鱗のように重なり合っています。ほとんどはタンパク質の成分で、外部から髪を守る役割を持っています。

アジア人のキューティクルは欧米人と比べ厚く硬めである一方、剥がれやすい性質があります。

キューティクルが剥がれるとどうなるか

キューティクルの内部に、毛小皮(キューティクル)・毛皮質(コルテックス)・毛髄(メデュラ)があります。毛皮質(コルテックス)・毛髄(メデュラ)の大部分はタンパク質です。

もしキューティクルが剥がれることで髪はどうなるのでしょうか。

  • パサつく
  • ごわつく
  • 髪ざわりが悪くなる
  • 絡みやすくなる
  • 艶がなくなる
  • 切れ毛

毛皮質(コルテックス)・毛髄(メデュラ)の一部が漏れ出し、水分・色素などが漏れ出すことで生じます。このように内部組織が崩れるのが、髪のダメージを指します。

剥がれるのを防ぐ方法

キューティクルは自分で治ることはありません。つまり、一度剥がれれば元に戻ることはありません。それを防ぐいくつかのポイントをご紹介します。

摩擦を避ける

激しくブラッシングすることは厳禁です。髪が長いようであれば、最初は毛先から、次に根元から髪の中央をとかすと髪への負担はありません。

紫外線

キューティクルは紫外線の影響で、タンパク質変性を起こし、髪内部が空洞化します。さらに進行すると、キューティクルの剥がれを引き起こすと言われています。紫外線が強い5月から9月の間、帽子をかぶる、髪にUVカットスプレーをつけるなどして対策してみてください。

パーマやカラーリング

髪内部の色素定着のために、パーマやカラーリングによって、キューティクルを開かせます。頻繁に行う場合、十分な注意が必要です。

洗髪後はしっかり乾かす

髪は濡れると、キューティクルが開く性質があります。すると、摩擦で引っかかりやすくなります。

髪の自然乾燥は避け、ドライヤーで乾かした方がまだ髪には優しいといえます。ブラッシングするなら、入浴前の髪が乾いた時がよく、そのほうが髪についた汚れが落ちやすくなります。

髪は濡れるとデリケートだと覚えておきましょう。