薄毛の原因とその対策 – ヘナ配合白髪染めヘアカラー専門店 マリノショップ

薄毛の原因は複合的

成人の髪の毛は約10万本あります。1日に通常50本から100本抜けます。ヘアサイクルが正常であればその分の新しい髪が抜けた髪から生えてきます。そのサイクルは一生の間に10回と20回の間と言われています。

もし抜け毛が150本以上になれば、それは薄毛の兆候です。男性の場合目に見えて分かることが多いのですが、女性の場合少しずつ全体的に薄くなるので分かりづらいかもしれません。

ではどういった原因があのでしょうか。

ホルモンバランスの変化

髪のサイクルは、大きく三つの期間に分かれます。

成長期、退行期、休止期です。

女性ホルモンの量が減少すると成長期の髪が減り、逆に退行期の髪が増えます。しっかり成長しない髪は細くなり、途中で抜けていきます。

男性の抜け毛は、男性ホルモンの影響を受けます。テストステロンがⅡ型5αリクターゼという還元酵素によってジヒドロテストステロンになり、それは髪の成長期を縮めてしまいます。

血行不良

過度なストレスは自律神経を崩します。交感神経が副交感神経に優位に立ち、結果的に血管収縮を引き起こします。血行不良によって、血の巡りが悪化。直接髪に栄養を与える血管は毛細血管であり太い血管ではありません。十分に栄養を与えられないと毛髪のサイクルは乱れ、髪は十分に成長ができません。成長期が短く休止期が長くなり、新しい髪の毛が生えなくなる可能性が高くなります。

頭皮の乾燥

頭皮が乾燥する原因の一つとして、シャンプーのし過ぎ、誤った髪の洗い方が挙げられます。頭皮に合わない洗浄力の高いシャンプーに変えたり、爪を立てて強く頭皮を擦ることで必要な頭皮の皮脂を取ってしまったりします。これが頭皮の乾燥を招き、頭皮が硬くなります。また、乾燥すると頭皮のバリア機能が低下し、時に炎症を起こします。

頭皮が硬くなレバ血管の循環が悪くなり、髪に必要な栄養が行き渡らず髪の成長を阻害します。最終的に、髪が細くなったり、抜けたりします。

加齢

歳をとると、新陳代謝が悪くなります。血液の巡りが悪化し、ヘアサイクルの乱れに繋がります。成長期に育つ髪は少なくなり、髪が軟化したり細くなったりします。

ヘアケアの見直しと食事の改善

加齢やホルモンバランスに抗うより、、ヘアケアを見直し、そして髪に必要な栄養をきっちりとることで、薄毛をなるべく減らす方が硬化的です。

頭皮のコンディションの再点検

頭皮は髪が生まれる土壌です。頭皮が健やかでないと良い髪の成長は見込めません。

皮脂量は30代半ばから減っていきます。もし今使っているシャンプーで頭皮がカサカサするようであれば、シャンプー変更を考えてもいいかもしれません。提案としては、皮脂をとり過ぎない洗浄がマイルドなアミノ酸系シャンプーがおすすめです。また、髪を洗う際は、指の腹を使ってゆっくり頭皮の汚れを浮き出せながら洗いましょう。また、洗う前に予洗いといって、お湯だけで髪についた皮脂や汚れをとるとシャンプーを使う際に落ちやすくなります。

食事を見直す

鉄分は血の材料となります。その鉄分を効率的に摂取するためにビタミンCを一緒にとります。髪に含まれている成分の80%はタンパク質といわれます。肉、魚、大豆を必ず食事に摂るようにしましょう。海藻、ナッツ、長芋からとれるミネラルは新陳代謝に有効です。他にも、血行不良を引き起こす高脂肪の食べ物を避けましょう。

髪の抜け毛が多くなったらヘアケアや食事を見直すきっかけとして捉えてみて下さい。